『令和2年度地域医療セミナー』を開催しました
令和2(2020)年11月5日(木)14時30分から、八戸学院大学内にて「令和2年度地域医療セミナー(主催:八戸学院大学健康医療学部)」を開催し、学生・教職員約200名が参加しました。
今年度はNPO法人Reconnect理事長で医療法人はちのへファミリークリニック理事長の小倉 和也先生を講師にお招きし、『家庭医療と地域共生社会~支え合う地域を目指して~』をテーマにご講演いただきました。
小倉先生は「家庭医療とは人と家庭と地域を診る医療で、生まれた瞬間から亡くなるまで障害のあるなしに関わらず、みんなが安心して暮らせる地域にすることを目標としている。また、臓器別医療とは違い、人を総合的に診る、家族や地域を捉えながら診ていかなければならない。高齢化がさらに進み、病床数が不足し、家庭(在宅)や施設での死を看取る時代になってくる。そして、多職種の連携・協働が不可欠であり、対象者の情報を共有し、よりよいアセスメントを行い、切れ目ない支援が重要になってくる。」と述べられ、参加学生からは職業人(看護師、保健師、社会福祉士等)として、多職種協働を担えるように勉強していきたいとの声が聞かれました。
※本セミナーは例年、一般公開セミナーとしておりますが、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、今年度は一般公開は行わないことといたしました。